本を継続的に読むようになったきっかけが「レバレッジリーディング」という本田直之さんの本です。
レバレッジリーディング
前までの自分は月2冊ぐらい本を読む程度でした。
本屋さんに行って読みたい本があったり、amazonなどで面白そうだなと思った本を買っておいて時間があるときに読むぐらいです。
しかし、このレバレッジリーディングを読んでから、今では2日に1冊のペースで本を読むようになりました。
レバレッジリーディングはペンを用意して、気になったところに線を引き、その時浮かんだ考えを書きながらそのページにドッグイヤー(犬の耳のように折ることからこう呼ぶようです)をつけます。
そして読み終わった後に、ドッグイヤーを付けたページに戻って線を引いた部分をevernoteにレバレッジメモとして残します。
そのレバレッジメモを何度も読み返すことにより、その内容を自分のものにし、自分の軸固めをしています。
evernoteに残すことにより、スマホでも確認することができますのでちょっとした隙間時間を有効に使えます。
レバレッジメモ
この本を読んで、実際自分が作ったレバレッジメモです。
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読書を投資活動としてとらえる
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1500円×100倍=150,000円の価値になって返ってくる
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読めば読むほど累積効果で「パーソナルキャピタル」の「含み資産」が増える
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本は探す段階から重要である。投資物件を探すようなもの
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目的に沿って本を選ぶ
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多読=投資
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著者の経験型の本を選ぶ
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テーマが決まっているときはカテゴリー集中法でその本を片っ端から読む
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ネット書店とリアル書店を使い分ける。
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本を読む前にこの本から何を学ぶかをはっきりさせておく→重要なポイントがよく目に入るし、余計なところを読まなくて済む
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カラーバス効果
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朝、今日一日で赤いものをいくつ見つけられるかと思うと、世の中はこんなにも赤があふれていたのかと気付く
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電話帳を目的も持たずに読んでいたら読むこと自体が苦行。でも、探したいものがはっきりしているから探せる
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一日の生活リズムに読書を組み込む
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読書時間は意識的に取らないといつまでも取れない。
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自分に合った読書環境を見つける
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制限時間内に読み終わろうとすると、当然最初から最後まで読むことはできない→もしその捨てた部分に重要なことが書いてあったらと不安になることもあるが、それは仕方ないと割り切る。
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その本に書いてある重要な100項目をすべて拾うぞと読んだところで実践で役に立つかといったらそうではない
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100項目すべてを抜き出して、一つも身に着けないよりも重要な1項目だけを抜き出して、それを実践する方がリターンを得られる。
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80対20の法則→2割読めばその本の8割は理解できる→自分にとって重要な情報を選別する方が大事。
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読む前に何時間以内に読むかを決める。そうしないとだらだらといつまでも読み終わらない。
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まえがき、もくじ、あとがきに目を通し、あらかじめ本の概略をつかむ。
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著者はどんな人かも一通りみておく
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ポイントに線をひき、ドッグイヤーをつける
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読みながら考えたことはどんどん書き込む
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読むスピードは一定ではなく、緩急をつける
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読みながら自分に置き換えてシミュレーションする
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読んだままで終わらせず、読書後のフォローが絶対に必要
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線を引いたところを抜粋したレバレッジメモを作る
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メモは常に持ち歩き、空き時間に何度も読む
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メモはプリントアウトするだけ
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メモの内容を実践で活用し、条件反射的に行動できるまで何度でも読み返す。
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読書はスポーツ選手でいうところの練習と同じ
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実践で使わないと何の意味ももたない
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完璧主義を捨てる
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成功する人は読書をする
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2日に1冊を続ける。
意識するようになったこと
この本を読んでから、本の読み方が変わりました。
まず、読む前にこの本から何を求めて読むのか、目的を持って読んでいます。
まえがきやあとがき、著者のプロフィール、目次を読んで、ある程度イメージをしてから読みます。
目的をあらかじめ持っていると知りたい情報が自然と入ってきます。
税理士としての立場で自分に当てはめて読むと、税理士として自分の仕事に役立たせるいろいろなアイディアが生まれてきます。
そういったものをメモしていくと非常に有意義な読書になります。
そのメモを繰り返し読むことによって自分の軸がしっかりと固まってくる感覚もあります。
また、カテゴリー集中法で同じジャンルの本を多読すると、そのカテゴリーの知識が深まります。
今は、AI技術の本をカテゴリー集中法で読んでいます。
今はまだ全部読もうとしてしまい、読むスピードが遅く、2日に1冊のペースで読んでいますが、1日に1冊のペースで読めるようになるようになれればと思っています。
本から学べることは非常に多いです。
書いてあることを全部得ようとすると続かなくなります。
最初は完璧主義にならないことが読書を続けるコツです。