顧問契約と個別レクチャー

今日は商工会議所主催の確定申告無料相談会に税理士として参加してきました。

1人1時間の予約制で、個人の方の確定申告に関する不明点や質問事項を解決していくものです。

今日はすべての時間に予約が入っており、5人の方とお会いしました。

みなさま、自分でしっかりと勉強しているなという印象を受けました。

青色決算書、確定申告書を記載はしてみたけども提出前に確認してもらいたかった方や、細かい仕訳の方法や、所得控除関係が分からず相談にいらっしゃる方など様々な問い合わせがありました。

本日お越しいただいた方には、聞きたかったこと以上のことをお伝え出来たのではないかと思っております。

 

税務・会計に関するちょっとしたことを税理士にきいてみたいのに、契約しないと教えてもらえないんじゃないかと思っている方が多いようです。

事業を始めたばかりの方などはなおさらでしょう。

ある一部分だけ教えてもらいたいというような方は特にこの時期とくに多いはずです。

 

税理士は一般的には顧問契約を結んで確定申告書を仕上げてもらうというイメージがあると思います。

お金を払ってやってもらって楽だからいいじゃないかという意見ももちろんあると思います。

ただ、税理士にお願いして全部やってもらうのではなく、自分で調べてできるところまではやって、不安な部分を税理士からレクチャーを受けるというスタンスでもよいのではないでしょうか。

 

私の事務所では、個別レクチャーを行っております。

個別レクチャーで学んだことは必ず来年の申告にもつながりますし、なにより、自分の知識となります。

知っていると知らないとでは大きな差ができます。

せっかくお金を払うのであれば、全部仕上げてもらうのではなく、レクチャーを受けて最終的に自分で申告まで完結できれば素晴らしいと思いませんか?

教えてもらってしっかり知識を増やし、自分で確定申告をできるようにすれば、結果、税理士に払うお金も少なくなりますし、何より自分に知識が身に付きます。

 

経理は自分でやるべきだと思います。

冒頭で自分で調べてやってみて、分からないことを税理士に確認するとお伝えしましたが、経理といっても何から始めたらいいのか分からない方は最初にレクチャーを受けて、やり方を確認し実行してみる方法でもいいと思います。

経理を始めたけどもっと効率よくできないかなと日々悩んでいる方、申告書を自分で作ってみたいと思う方、今からでも全然遅くありません。

やってみたいと思った時が行動の時です。

頭の中でただやりたいと思っていても何も変わりません。

変われないことを変える。

やってみようがキーワードです。

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