担当者別の売上件数を出し、担当者別の売上件数を出してみましょう。
COUNTIF関数とは
COUNTIF関数とは、ある範囲内の中で指定したセルと同じものがいくつあるのかを数える関数となります。
=COUNTIF(範囲,検索条件)
①第一引数:範囲
→数える範囲
②第二引数:検索条件
→①で指定した範囲で数える条件
下記の図で考えると、C列の範囲の中に「F3」に記載してある「A」はいくつあるかというのをこの関数で求めます。
よって、=COUNTA(C:C,$F3)となります。
担当者ごとの売上分析をする
担当者ごとのに売上を見るときに、売上金額の合計だけではなく、売上件数も出してから売上平均を分析していくとだれが一番効率よく売上をあげているのかがわかります。
上の表で見ると売上件数は、AとBが3件ずつと多いですが、売上合計はDが一番多いです。
平均売上高は、Dが50,000円と突出しているので、売上単価が高い商品を売っていることがわかります。
この表を求めるために2つの関数を使いました。
まず1つは、売上合計を求める、SUMIF関数。
2つ目が今回取り上げた売上件数を求めるCOUNTAIF関数です。
あとは、売上合計を売上件数で割れば、平均売上高が出ることになります。
関数を組み合わせるとさまざまな分析をすることができます。
売上を上げていくためには、売上をいくつかの要素に分解してみることが大事です。
ただ売上が上がった→よかったではなく、どうして売上が上がったのかを細かく分析することによって自分の予測と違う商品が売れていたなど現状を把握することができます。
逆の場合もまたしかりです。
この現状の把握から今後の事業方針も固まってくるはずです。
現状把握分析のためのツールとして関数を駆使していきましょう。